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話題59環境の話題

善意とは

 アジアの水問題についての講演を聴きました。水不足解消については各国からの支援もあったのですが、問題も起こしているそうです。バングラデシュでは元々表層の汚れた水ばかり飲んでいて、細菌感染などを起こしていたのを、深井戸で解消しようと多数の井戸が掘られました。
 ところがヒ素の多いところでも井戸を掘っため、住民にヒ素中毒が大変多くなっているということです。チェックができていないこともありますが、この現象が発覚してからもどんどん井戸が掘られている現実。
 「アジアの子供たちにキレイな水を」ということ自体は正しいのですが、逆に苦しめることになってしまうとは。今、このヒ素対策ということで動き出している団体も多いのですが、現地の貧しさなど障害が多いということです。言葉で聞くだけでも相当に悲惨です。
 さて善意ということでは、ホタルの餌としてカワニナではなくコモチカワツボを間違って放してしまったということもあります。コモチカワツボはカワニナにそっくりですが、ホタルの毒となり、また川底の生物を駆逐してしまいます。ホタルの保全活動が活発な地域で良く見られるということですから、もうそういった活動で持ち込まれたのは確実です。
 この問題もホタルを復活させようということ自体は良いのですが、この“危険なそっくりさん”に注意するというのが欠けていました。情報も足りなったでしょうし、指導者も居なかったでしょう。
 善意は大事です。無ければ様々な問題は解決できません。けれどもその熱意に科学が付いて来ないといけないわけです。福祉の世界で「心は熱く、頭はクールに」とはよく言われる様ですが、どこでも同じではないでしょうか。
09/3/4

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