〒243-0307 神奈川県愛甲郡愛川町半原393-6
読売新聞に環境問題の連載があります。ご覧の方も多いでしょう。今回は品川の立会川にJRのトンネルから出る湧き水を導水して浄化したという話でした。この話自体は聞いたことがあるかと思います。 しかしその裏話というは知られていないのではないでしょうか。JRは当初この湧き水を下水へ流していて、その経費も莫大なものだったそうです。これに都と区が働きかけて実現したのですが、下水道局は収入が減ることに難色を示したそうです。 何故かお金の駆け引き。しかしお金で躊躇することは多いのではないでしょうか。利益を生まないところにはお金をかけない。経営手法としては確かに鉄則です。 しかし国を挙げて取り組んでいるところと随分感覚が違います。RoHS(ローズ)指令など、諸外国が次々環境規制を設ける中で、規格を調べて一生懸命対応しているのが現状ではないでしょうか。これを競争力と見ると、少々危機感が湧いてくるのですが、いかがなものでしょう。 07/3/14 一覧へ戻る |