ソフトバンクの孫社長は自然エネルギーで貢献すると言っていましたが、具体的な話がようやく出てきました。先日は神奈川県知事らと会談したという記事がありましたが、大々的に取り上げられたのは休耕田の活用です。 太陽光発電にはやはり平地が欲しい。そこで空いている田畑を使って発電しようというわけです。「小さな飛び地ばかりでは」という意見もあるかもしれませんが、地域発電の考え方からすると合致するでしょう。特にこの震災では、限られた場所から給電することがネックだと思い知らされました。いよいよグリッド化という話になれば、小さな発電所がたくさん必要です。 これに次世代の高性能バッテリーができれば太陽光発電の夜間における問題も解決できるでしょう。昼間だけでは、という批判ばかりでは前に進みません。昼間電力が足りないのですからとにかく何か作らないといけません。 世の中の様々な物が変わろうとしています。孫社長のエネルギー界への進出も大変化の一つでしょうが、大事な事は発電の在り方が変わる事です。どんな動きになるか注意深く見て行きましょう。
11/5/25
一覧へ戻る |