〒243-0307 神奈川県愛甲郡愛川町半原393-6
FAO(国連食糧農業機関)がバイオ燃料の拡大政策見直しを求めるという記事が朝日新聞に載っていました。食糧高騰の原因になっているのが一番の理由ですが、製造過程での環境負荷を考えると二酸化炭素削減効果が薄いということ、森林が生産地へと開墾され減っていること等が挙げられています。 元々、廃油や余っているものを使うべきもので、使う時も石油から置き換えるはずでした。それなら問題無いところが、専用の作物を作り、ガソリンに混ぜて使うだけのスタイルがいけなかったわけです。更に、原料生産で途上国が潤うのかというとそうでもなかったというので、恨みを買うことになってしまいました。 良い仕組みを考えて世界で分担するというのではなく、金儲けに走ってしまったからですが、会議を開くならそういう仕組み作りをして欲しいと思います。人道的に方法を改めないといけない上に、世界的水不足で作物自体が作れなくなる傾向の中、「車に食べさせるトウモロコシ」はやはり疑問があります。 08/10/10 一覧へ戻る |