〒243-0307 神奈川県愛甲郡愛川町半原393-6
地球伝説という衛星放送の番組で、近年害虫や奇病が増えているというのを見ました。害虫では、温暖化でシロアリがこれまでの常識を超えて増えてしまったり、洪水で凶暴なアリが勢力を増して人を襲うという例が出ていました。病気では温暖化で餌が増えることや伐採による森林の後退で、疫病を持つネズミが繁殖している例があるそうです。極め付けは川の汚染で猛毒の微生物が大量発生し、川で仕事をする人に被害者が出ていることです。もちろん水温も関係しています。 この現象の取材地がアメリカ国内だというのは衝撃的です。ジャングルの奥地などから病気が広がるという今までの予想とは違って、一気に先進国が蝕まれる。これが温暖化の怖さなのでしょうか。 これまでは、温暖化というと気候の変化ばかりが言われてきましたが、それはある程度先の話でもあり、直接人が死ぬことはありません。だから積極的になれないのかもしれないわけですが、この害虫や病気というのは、明日自分が死ぬかもしれない恐怖をもたらします。二酸化炭素を減らそうと言うよりも、健康の為にやろうと言った方が伝わるかもしれません。 08/7/9 一覧へ戻る |