本当は怖いアオコ・・
アオコは植物プランクトンであり、増殖すると汚らしく水を染め、 悪臭を放つことは良く知られています。アオコ(藻類)1rはCOD の0.5mgに相当します。死骸が分解する時に酸素を消費して酸欠状態 を作るため魚類の死滅を起こし、カビ類の発生を誘い、浄水装置を 詰まらせることが良くあるそうです。しかし恐ろしいのはミクロシ スチンという有害物質を発生させて肝臓障害を起こしたり、アナト キシンという神経毒を発生させたりすることです。口から入るだけ でなく、気化した毒素(ガス)で被害を受けることもある様です。 これらの毒素により、海外では家畜や人が死ぬという事態も生じて います。これら危険な種類は今現在日本には少ない様ですが、何時 増えるか判りません。ミクロシスチンの毒性は、マウスを使った毒 性試験LD50(半数致死量)では50μgということですが、乾燥アオコ 1gには238-〜409μgも含まれていると言われます。 何故アオコは湖沼を占有するのでしょう
アオコはなぜこんなにも増えるのかということですが、水が汚れ ていることに加え、アオコの特性によります。植物プランクトンは 動物プランクトンに食べられますが、アオコ類は集団化して体積を 大きくし、食べられない様にしています。また窒素と燐が自分に適 した濃度になると爆発的に増えること、藻類としては少ない光でも 生きて行けることから、その場所を占領してしまいます。 湖沼浄化のページへ |