ホーム ブログTOP 派遣会社グッドウィルの廃業で、派遣からアルバイトになったら仕事は同じで給料が18万から30万へとほぼ倍になったという様な話が新聞に出ている。派遣先の会社にそのままアルバイトで雇ってもらったわけだが、派遣会社のビジネスモデルだと言ってもこの金額の差はピンハネでしかないだろう。 会社同士でも、元請け下請けの間で同じ様なことが起きる。だから「下請け体質からの脱却」といったことが言われるわけだ。つまり仕組の問題だから、新しい仕組みが必要になってくる。共同で仕事を取ればマージン分のコストを下げられるから、顧客も喜ぶし必要な分がそれぞれ得られる。それが組合という仕組みだ。 仕組みが必要と言えば、環境対策も同じ。当方の様に、下水など下の処理を中心とした提案をしていると、不景気ではカットされやすい。本当は洗管のコストを下げられるから結果的にコストダウンで良いのだが、目先の金額を切りたいのが人情。通常コストはできるだけ切詰めたいから、将来のリスクなど考える余裕が無い。トータルな仕組みというところまで考えてもらえない。 この「考えない」ところが全国的な風潮で、沈滞ムードの原因なのではないか。太陽光や風力発電のファンドができていて、投資して儲けをいただくという仕組みはすでにある。自分も小さな集まりで初めて聞いたが、とにかくこういう情報が広まっていない。情報不足で考えが浮かばないとも言えるから、情報を広める仕組みも必要か。 情報と言えば、農業漁業といった一次産業と企業を結び付けようという取り組みもある。お互い持っているモノ、技術の情報を交換して新しく展開しようというのだ。そうすれば、農家が農地に植物工場を建て、同じ面積で何倍かの収量を上げるということもできるし、廃物からガスを作り発電することもできるだろう。「儲かる仕組み」を作るためには情報交換が必要なわけだ。 インターネットは整備され、品物は何でも有るというのに、やはり仕組みも情報も足りていないわけだ。いつまでも「気づき」で足踏みしていては先へ進まない。
08年7月11日 |