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とある老人施設にRというお婆さんが居た。目茶苦茶な民謡を歌い続けていて、どう見ても完全に向こうの世界へ逝ってしまっている人だ。だからとても周囲を気にしているとは思えなかったのだが・・・。
ある時、他の人が「ウンコしたいんですけど、ウンコしたいんですけど・・・」と言いながらRさんの傍へ来た。そしたらRさん、ふと歌を止めて、「ナニ?バカなこと言ってんじゃありません!」と一言。
あまりに絶妙なタイミングで爆笑したかったのだが、ガマンして退室。車に乗り込んでから思いっきり笑った。しかし認知症というのはずっとおかしいのではないというのを、改めて確認した次第だ。 06年5月11日 |